アライグマとの戦い⑥ [ペット]
また、ラスカルと戦う時が来た。どういう戦い方をするか・・・。少し考える。
やはりまた、釣り針入りの鶏肉で今度はワイヤーでもつけるか・・・・。
でも、それではバレバレで食いつかないかも、ただ痛い目に合わせて撃退するなら、釣り針入り鶏肉を喰わせるだけで撃退できる。
そんなことを考えているうちに惨劇は起こった。しかも、まさかの出来事だった。
そのころ私は、営業の仕事をしていて、取引先の社長や、会社の同僚の子供や孫のためにカブトムシやクワガタを捕っては、ケースに詰めて出荷していた。
当然、収入はゼロ。まあ、人間関係の構築のためにやってたかな。
でも、私が山に入ってカブトムシやクワガタを捕っていると、あとをつけてきて場所を確認し、根こそぎカブトムシとクワガタを捕る連中が現れだして、毎年客に配る数量を確保するのが難しくなっていた。
そこで毎年、雄と雌を2ペアぐらいのこして飼育し、産卵させて次の年に羽化させる方法で、20匹前後は確保していた。
ラスカルがうろうろしていたこの年も羽化が間近になり、独特のにおいがしていた。
そんなある日、カブトムシのケースのふたが開けられていて、カブトムシの角、羽、足などがバラバラにケースの中で散乱していた。
『ああ~ん?マジか・・・・。ラスカルめ、ケースのふた開けてカブトムシ食べてやがる。』
何となくラスカルの気配の残る倉庫の前で呆然とししていると、南の方角からラスカルが何気なく歩いてきた。
「きさまああああああああ。」
私はラスカルに蹴りを入れるべく足を踏み出し、右足を振ったがラスカルはひらりとかわして逃げて行った。
やはりまた、釣り針入りの鶏肉で今度はワイヤーでもつけるか・・・・。
でも、それではバレバレで食いつかないかも、ただ痛い目に合わせて撃退するなら、釣り針入り鶏肉を喰わせるだけで撃退できる。
そんなことを考えているうちに惨劇は起こった。しかも、まさかの出来事だった。
そのころ私は、営業の仕事をしていて、取引先の社長や、会社の同僚の子供や孫のためにカブトムシやクワガタを捕っては、ケースに詰めて出荷していた。
当然、収入はゼロ。まあ、人間関係の構築のためにやってたかな。
でも、私が山に入ってカブトムシやクワガタを捕っていると、あとをつけてきて場所を確認し、根こそぎカブトムシとクワガタを捕る連中が現れだして、毎年客に配る数量を確保するのが難しくなっていた。
そこで毎年、雄と雌を2ペアぐらいのこして飼育し、産卵させて次の年に羽化させる方法で、20匹前後は確保していた。
ラスカルがうろうろしていたこの年も羽化が間近になり、独特のにおいがしていた。
そんなある日、カブトムシのケースのふたが開けられていて、カブトムシの角、羽、足などがバラバラにケースの中で散乱していた。
『ああ~ん?マジか・・・・。ラスカルめ、ケースのふた開けてカブトムシ食べてやがる。』
何となくラスカルの気配の残る倉庫の前で呆然とししていると、南の方角からラスカルが何気なく歩いてきた。
「きさまああああああああ。」
私はラスカルに蹴りを入れるべく足を踏み出し、右足を振ったがラスカルはひらりとかわして逃げて行った。
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